行政書士試験、独学での合格は可能か?

これは行政書士試験に限りませんが、特に初学者が、法律系資格の取得を目指す上では、受験予備校への通学が王道とされています。というのも独学の場合、テキストを開いた瞬間にバンバン目に飛び込んでくる法律の専門用語に圧倒されて、スタートラインに立った時点で、戦意を喪失させられてしまうことが多いためです。

では、初学者が行政書士試験を独学で合格することはできないのでしょうか?

結論から言えば、独学でも合格できます。ただし、人によって向き・不向きがありますので、「誰でも」というわけにはいきません。
独学か通学かで迷っている人は、まずは書店で市販のテキストを立ち読みしてみてください。法律の専門用語に拒否反応を示してしまった人は、独学には不向きと言えます。ただし、誤解してほしくないのですが、独学には不向きというだけで、行政書士試験に不向きというわけではありません。そういう場合には、より自分の適性に合った、通学や通信といった方法をとれば良いのですから。
逆に、市販のテキストを一読したとき、理解はできなくても「何だか面白そう!」「もっと詳しく知りたい!」と思った人は、独学の適性あり、と言って良いと思います。

ご存知の人も多いと思いますが、行政書士試験は平成18年の改正を経て、大きく様変わりしました。スケジュールや試験科目の変更もそうなのですが、いちばん大きく変わったのは、試験の性質だと言われています。改正にあたっては、総務省が改正の理由や考え方を示していますが、そのなかに「法令等科目について、法令の知識を有するかどうかのみならず、法令に関する理解力、思考力等の法律的素養を一層問うこととすべく、出題法令を限定する」という1文があります。つまり、行政書士試験は、改正を経て、単純な知識だけでなく、理解力・思考力を問う試験へと変わったのです。

試験の性質が変われば、もちろん受験対策も変わってきます。改正前には、インプット重視の詰め込み型の受験対策でも合格を勝ち取ることができました。しかし、理解力・思考力が問われる現行の試験制度においては、それだけではとうてい対応できません。より主体的に法律を学び、深く考え、理解する姿勢が求められているのです。

このページのはじめに、「『何だか面白そう!』『もっと詳しく知りたい!』と思った人は、独学の適性あり」と述べました。そうした知的好奇心や、主体的な学びの姿勢というのは、理解力・思考力が問われる新制度の行政書士試験とも、実は相性が良いのです。


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