独学における、正しいお金の使い方①

繰り返しになりますが、行政書士試験独学の最大のメリットは、費用を安く抑えられる点にあります。うまくやりくりすれば、通学の何十分の一、通信の何分の一の金額に抑えることだって可能です。

ただし、当たり前のことですが、行政書士試験はコストパフォーマンスを競う試験ではありません。どんなに費用を安く抑えることができたとしても、合格できなければ何の意味もありませんし、逆に、たとえ多少費用がかかったとしても、合格という結果をつかみとることができれば、それは、かかった金額以上の価値をあなたにもたらすことでしょう。

つまり「費用の安さ」は、合格してはじめて、独学のメリットだと言うことができるのです。なので、節約するばかりでなく、必要なところにはきちんとお金をかけたいものです。

独学ならば、どんなテキストや問題集を選んでも、それは受験生の自由です。しかしだからと言って、古本屋に並ぶ過年度版を選ぶのは、やはりナンセンス。これがたとえば、同じ資格試験でも、簿記の問題集なら、それほど大きな問題はありません。しかし、行政書士は法律系の資格です。そして、法律には年度ごとの改正がつきものです。古い情報を載せた過去のテキストは、たとえどんなに安かったとしても、知識の混乱を誘うだけ。百害あって一利なし、と思ってください。

過去問も同様です。「過去の試験問題が載っているだけなので、過年度版でも問題ない」という声が聞かれますが、これは大きな間違いです。確かに、掲載されている問題自体は同じかもしれません。しかし、ポイントとなるのは解答・解説ページです。出題当時は「正」であったものが、その後の改正を経て、今では「誤」であるケースさえあります。過年度版を使っていたのでは、そのことに気づかぬまま、誤った解答を覚えてしまうかもしれません。過去問もやはり、出題年以降の法改正に合わせて、解答・解説がきちんと修正された最新版を購入したいものです。

また、最新版のテキストや問題集には、インターネットを介した購入者特典(最新の法改正情報の提供など)がついていることも珍しくありません。通学組と比べると、最新の情報に接する機会がどうしても限られる独学組は、こういったサービスも積極的に活用したいところです。


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