行政書士試験を独学で合格するためのスケジュール

これまで述べてきた、行政書士試験を独学で合格するために必要な学習時間と、学習時間を捻出するためのコツを踏まえた上で、ここでは、独学合格までのスケジュールの一例を紹介したいと思います。
なお、これから紹介するスケジュールは、学習期間が1年の独学受験生を想定しています。短期間での合格を目指す人、あるいはじっくり時間をかけて合格を目指す人などもいると思いますが、基本的な考え方は同じですので、参考にしてみてください。

<1~2ヶ月目>
テキストを通読してください。
この時期の学習のポイントは、知識を理解することではなく、試験範囲の全体像や各科目の雰囲気を把握することにあります。ですので、初見では理解しきれない部分も多いと思いますが、途中で立ち止まらずに最後まで読み通すことを心がけてください。

<3~4ヶ月目>
つづいては、過去問への挑戦です。
内容を十分に理解できていない段階から過去問に挑戦することに対して、不安を覚える人もいるかもしれませんが、ここでの目的も最初の通読のときと同じです。テキストに書かれていた内容が、実際の試験ではどのような形で問われるのかを、早い段階で知ることは、今後学習を進めていく上でとても大切なことです。

<5~6ヶ月目>
過去問を踏まえた上で、もう一度テキストを読み返してみましょう。
過去問を通して、単なる知識の暗記では実際の試験問題には対処できないことを体験済ですので、テキストの読み方も1回目とはだいぶ違ったものになると思います。また、読み進める中で「この論点は、過去問で何回も問われているので重要」といった、気づきも得られるはずです。

<7~8ヶ月目>
アウトプット学習中心の時期です。
ただし、この段階では、まだ正答率を気にする必要はありません。むしろ、何となく正解している状態の方が怖いとさえ言えます。設問ごとの正解・不正解よりも、そこに含まれる各選択肢の内容の理解と、正誤の的確な判断に重点を置いて、問題を解いてください。また、繰り返し解くことで、あなたの弱点も見えてくるはずです。

<9ヶ月目>
記述式問題集に着手します。
運でも正解を導き出すことのできる選択式の問題とは異なり、記述式の問題では、完全に実力が問われます。裏を返せば、記述式問題の出来・不出来が、行政書士試験の合否を分けると言っても過言ではありません。「得意」とまではいかなくても、少なくとも苦手意識を持たずに本番に臨める程度には、きちんと準備しておきたいものです。

<10~11ヶ月目>
別のページで模擬試験の重要性について述べていますが、模擬試験とは、受験指導校が練りに練った、行政書士試験の予想問題です。試験の雰囲気に慣れるという意味でも、1度は模擬試験を受けておきましょう。

<12ヶ月目>
ここまで来たら、もうどっしりかまえてください。不安な気持ちはわかりますが、この時期に、あれこれ新しい問題集に手を出すのは、おすすめしません。自分に自信を持つとともに、あとは、万全の状態で試験に臨めるように、体調をしっかり整えてください。


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